若手社員のホンネde座談会
若手社員のホンネde座談会

地下鉄メインテナンスで働く若手社員が特別談義。
会社の印象や仕事のこと、働き方についてワイワイと語り合ってもらいました。

メンバー紹介

電気工事部
施設課

富澤 結麻

電気工事の施工管理を担当。楽しみながらも二児の子育てに奮闘中。好きな電車は京成スカイライナー。座右の銘は「過ちて改めざるこれを過ちと謂う」。

電機部
空調施設保守管理センター

嶋村 志郎

空調設備の保守管理業務を担当。好きな東京メトロの駅は大手町駅(入社当時の事務所の最寄り駅)。座右の銘は「笑う門には福来る」。

総務部
人事課

河野 華奈

人事課にて社員の社会保険、福利厚生、勤怠管理等を担当。最近ハマっていることは海外ドラマ鑑賞。座右の銘は「一念天に通ず」。

システム技術部
情報通信保守管理センター

幅 慎太郎

通信設備の保守管理業務を担当。社内でも有数の電車好き。好きな電車はキハ58系、好きな路線は北陸本線。座右の銘は「楽しんだもん勝ち!」。

電機部
電気施設保守管理センター

佐々木 政義

発電機など電気設備の保守管理業務を担当。最近ハマっていることは「健康維持」。国鉄時代の電車が好き。座右の銘は「性格は変えられなくとも、生き方は変えられる」。

地下鉄メインテナンスに入社した理由は?


嶋村

高校を卒業したら公共交通機関の仕事をしたいと思っていたので、この会社を選びました。
工業高校の出身なので、学校で学んだことを活かせる機械の仕事がいいかな、という感じでしたね。


富澤

私は東京メトロのグループだから安定しているし、地方転勤もなかったことが決め手ですね。


河野

私も単純に田舎から東京に出たかったのと、安定を求めてですね。


私はもともと鉄道が好きで、高校も鉄道の学校に行きましたし、とにかく鉄道に関わる仕事がしたくて入社しました。
佐々木さんは?


佐々木

鉄道に興味があって探してたら、進路の先生からこの会社を教えてもらって。会社見学したときに、自動改札機と南北線のホームドアの点検を見て、「あぁ、これはすごい」と。
当時は南北線が鉄道として初めてホームドアの設備を導入した頃で、すごく興味が沸いて入社を決めました。

実際に入社した後の印象は?


河野

高校生の目では「鉄道=暗い」というイメージだったんですけど、実際は和気あいあいとしていて楽しい職場だと思います。当時は東京メトロのOBの方が多かったのですが、今は直接採用の社員が増えて、また違った活気が出てきています。


嶋村

社員が増えて賑やかになりましたね。


富澤

ほとんどの部署に新卒社員が配置されるようになって、だいぶ変わりました。以前は部署ごとに孤立していたんですけど、今は他部署の情報も入って来ますし、同期の繋がりも強くなってきてますね。


各部門で横断研修をしたり、交流の機会を増やしているので。徐々に協力体制を構築して、社員の力をまわせるようになってきてると思います。


佐々木

若手社員が第一線で活躍するようになって、責任をもって一人前の仕事するようになりましたね。東京メトロのOBさんに“教わりながら覚えていく”から、“自分たちでその役割を担う”という変化が出てきました。

この会社で働いて良かったことは? やりがいはありますか?


やっぱり、旅客の「当たり前の日常」に貢献できていることですね。世の中になくてはならない仕事なので。


嶋村

駅で仕事したとき、「ありがとう」とか「助かったよ」と言われる感謝の言葉がうれしいね。


佐々木

不具合が出ないよう、お客様を守る責任感があることにはやりがいを感じます。


富澤

僕は駅の工事をしているので、例えば、駅の通路が改良されて新しい照明をつけるとか、工事が完成した後で自分で歩いてみて、「あ、きれいになったな」と感じたときに達成感がありますね。


河野

私は人事課なので、社会保険制度や税とか給与計算とか、人生で知っていて損はないことを知れて良かったと思っています。

福利厚生も充実していますが、どのように活用されていますか?


河野

私は子供が2人いるので、育休制度を利用させてもらいました。育休は子どもが3才になるまで取得できるし、復職後は12歳まで短時間勤務を取得できるので、他の企業さんよりも恵まれていると思います。


嶋村

介護休暇やリフレッシュ休暇など、休暇にもバリエーションがあるから働きやすいね。


佐々木

福利厚生面はとてもいいですね。


河野

カフェテリアポイント*1もあるし、ポイントを使って旅行したりとかエステに行ったりとかね。


富澤

僕はポイントでレンタカーを借りて、家族と一緒に出掛けたりしてます。


嶋村

持ち株制度とかもあるしね、財形貯蓄もできる。


河野

貯蓄には役立ちますよね。食事補助もあるので、ランチ代も楽です。


佐々木

それから、資格制度!資格の受験料を会社が費用負担してくれるんです。電気工事士や施工管理技士などの国家資格は講習会費用も出してもらえます。資格を取得したら奨励金ももらえますし、場合によっては資格手当ももらえる。チャレンジしやすい会社だと思います。


河野

奨励金は社員のモチベーションが上がりますね。


嶋村

社内報奨もあるよね。仕事の中で業務改善につながる新しい発見や提案ができたら、社長賞とか取締役賞とかがあって、会社から評価してもらえる。


佐々木

頑張った分、褒めてもらえる会社です(笑)


あとは、親交会制度*2ですね。野球部とかゴルフ部とか写真部とか、好きな部に入って、普段は交流のない人たちとも交流ができて、好きなことがやれます。


富澤

活動費も会社が補助してくれるので、負担なく参加できるのがいいです。


嶋村

好きな部がなければ、作ればいいしね。

*1 カフェテリアポイントとは、会社から毎年付与される福利厚生ポイントのことです。旅行、グルメ、レジャー施設その他様々な用途で会社の補助が受けられます。
*2 親交会には、上記の他にフットサル、歴史探訪会、ボウリング、バドミントンなどの部があります。

入社して身についたことはありますか?


嶋村

学生の頃より決断することが多くなるので、決断力は身につきましたね。あとは、コミュニケーション能力とか。


佐々木

私は人見知りがけっこう激しかったんですけど、仕事を覚えるために先輩方に質問したり、ご飯に誘われたりして、積極的になれたのは自分でも変われたかなと思います。


嶋村

人見知りだったの?


佐々木

そうですよ(笑)


何でもやってみることが大切ですね。ダメでもやってみよう、というモチベーションが大事。そうすると、次の仕事が舞い込んでくる。進む道がどんどん広くなって、自分自身が成長できる。そこがいちばん変われたところです。あとは、他人に配慮する対人スキルが向上したかな。


河野

いろんな仕事を任されるようになると責任感も身につきますね。


嶋村

失敗してもみんなフォローしてくれるから、思いきり取り組める環境があるのよ。


失敗した方が良い方向にいくこともあるし、自分自身の勉強になるし、身につくし。昔は失敗するときつい罰があったかもしれないけど、今はそんな時代でもないし、若い人たちにはどんどんチャレンジして、どんどん失敗して、スキルを伸ばしていってほしいと思います。

今後の目標はありますか?


これまで東京メトロのOBさん頼みの会社だったので、今後は我々も成長して、直接採用の社員で会社をまわせる体制を作ること。そして、社外の新しい働き方を取り入れて働きやすい職場にすること。それが目標というか、課題ですね。


佐々木

今の時代、後輩の指導方法もいろいろあるので、いちばん適切な方法を取り入れて指導できればと考えています。

新入社員に期待することは?


最近はすごく真面目で優秀な新入社員が多いんです。それもいいけど、やっぱり何でもトライする、失敗を恐れず、恥ずかしがらず、思い切ってやってくれる人と一緒に働きたいですね。とても元気な人なら、それだけで充分です(笑)


河野

明るくて元気な人がいいね。


あとは、ウチの会社は「安全」がモットーなので、いい意味で心配性な人がいいです。あまり何も考えずに働かれてしまうと痛い目に遭ってしまうので。


佐々木

私はよく若い人に「なんでも聞いて」って指導するんですよ。だから、積極的に突っ込んで話しに来てくれるほうがやりやすいですね。あとは、好奇心がいちばん欲しいかな。興味をもってやることが大事なので。


富澤

好奇心があって、いろんなところに目が配れる人ね。

最後に、地下鉄メインテナンスを一言で表すと?


嶋村

いろんな人たちがいて、いろんな考え方を知れるから、“視野が広がる会社”。


私は“縁の下の力持ち”という一言に尽きますね。旅客の日常を提供するために、我々が見えないところで力を注いでるので。


佐々木

私も同じ意味で、“黒子”ですね。陰ながらお客様の生命と安全を支えてますから。


嶋村

あまり目立った動きが得意じゃない人でも大丈夫ってことだね(笑)


富澤

私は“調整役”ですね。東京メトロさんとか協力会社さんとか、皆さんの仕事がしやすいように調整しますから。


嶋村

いろいろあるけど、“いい会社”ですよ、いい会社!


佐々木

そして、“楽しい会社”ですね。これがいちばんです(笑)

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